2022年上半期の東南アジアの投資・M&A動向に関するレポートを公表いたしました。
主な内容は以下の通りです。
■2022年上半期の日本・東南アジア間のM&Aは金額ベースで約US$611M、前年同期比68%下がったが、件数ベースではほぼ横ばい
■2022年上半期の日本・東南アジア間のスタートアップ投資はラウンドの合計金額ベースでUS$691M、前年同期比51%下げたが、件数ベースでは32%増。昨年までのユニコーン企業による巨大ラウンドが減っており、金額ベースでみると変動が大きかった
■今年の上半期に東南アジアスタートアップが日本投資家から調達した案件はほとんどが金融・フィンテック関連事業で、この分野は今後も成長が見込まれる
P13以降には東南アジアでの最近の主要トピックをピックアップして記載しています。
①東南アジアのテクノロジー企業、特にインドネシアでは現地の銀行向けの投資・買収がトレンド
②モビリティ市場で先駆者スタートアップ企業は既にユニコーン企業化、最近は積極的に他社へ投資や買収を実行
③日本投資家によるアーリーステージヘルステック企業に投資
④域内のVCは投資実行前のドライパウダーを多く有しており今後も積極的な投資が期待される