グローバルフィンテック市場に関するM&Aやバリュエーション動向をまとめたレポートを公表いたしました。よろしければご覧いただければ幸いです。
主なポイントは以下となります。
■2023年に上場フィンテック企業が対象となったM&A案件は22件あり、2018年以来もっとも多かった。多くのフィンテック企業が2022年の年初以降株価が急落し、ファンド等の投資家がバリュエーションが下がった上場企業を相次いで非上場化
■フィンテックスタートアップによる資金調達も前年比では低調になっているが、Stripeがシンガポールの政府系ファンドGICやTemasek等からUS$6.9B調達したような大型資金調達案件は継続している
■日系金融機関・戦略的投資家も積極的にフィンテックスタートアップに投資しており、特に決済・レンディング分野での存在感がある。みずほ銀行によるインドネシア/Kredivoへの出資、東京海上によるシンガポール/Bolttechへの出資など