2024年の 東南アジア投資・M&A動向レポート

2024年の東南アジアの投資・M&A動向に関するレポートを公表いたしました。宜しければご覧頂ければ幸いです。

主なポイントは以下となります。
■2024年における日系企業による東南アジア企業のM&A実績は、件数は43件と前年比19%増、金額はUS$1,011Mで12%減であった。件数は2019年以降で最大規模であり、かつ1億ドル超の大型M&A案件が2件もあり、日本企業の旺盛なM&A意欲が見られる

■2件の1億ドル超の案件は、PEファンドが保有していたポートフォリオを戦略的投資家に売却する案件。Tower Capitalが8年間保有した漢方薬製造販売会社Eu Yan SangはUS$594Mで三井物産・ロート製薬が共同で買収。Apis Partners及びActisが6-7年間保有したマレーシアの決済サービス企業GHLはUS$260MでNTTデータが買収した

■マイノリティ出資・スタートアップ投資は125件で、前年比ほぼ横ばいなるも、金額はUS$1,969Mで67%減。投資金額は減少しているが、三菱UFJ銀行グループや三菱商事は1億ドル超の案件に複数参加。特にフィリピンのデジタル金融サービス企業GCash(Mynt社)は三菱UFG銀行と三菱商事からそれぞれUS$393M、US$319Mを調達

■東南アジアのスタートアップによる資金調達は2024年も低調であり、「ファンディングウィンター」が継続しているが、フィンテック・金融関連のスタートアップによる資金調達は活発で、5件の1億ドル超の大型資金調達があった